映画

映画と本(三度目の殺人、メッセージ)

この記事のタイトルは、本当は「映画と原作」としたかった。しかし、今日紹介する本2冊のうちの1冊は原作ではなく、「ノベライズ」本というジャンルだ。すなわち、先ず映画があって、その後それをノベル(小説)化した本だ。だから映画の原作ではない。むしろ映画…

映画3本

今週、映画を3本観た。通常は1月に1本観るか観ないかの私としては珍しい。 a) 観た日は2/27(月)於新宿武蔵野館 「スプリング、ハズ、カム」(封切は2月18日) http://springhascome.xyz/ b) 観た日3/1(水)於テアトル新宿 「バンコクナイツ」(封切2月25日) http://w…

インフェルノ

10月28日公開の映画「インフェルノ」をその次の週に観た。ダン・ブラウン原作のラングドン・シリーズの映画化第3作だ(小説では第4作のようだが)。私は、第1作「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年映画化)、第2作「天使と悪魔」(2009年映画化) *1も観ていて、「ダヴィンチコ…

雑誌読み放題とタブレット

タブレットを買った。2012年3月以来ほぼ4年ぶりだが、動機は、雑誌等読み放題サービスの利用だ。以下、1)雑誌等読み放題サービス、2) スマホでは読みづらい、3)どのタブレットにするか、4)使い心地、について説明する。余談として、映画「スティーブ・ジョブズ…

聖者たちの食卓

新聞の書評で評判がよかった映画なので見に行った。以下、1) 映画自体の話(少し)と、2) 新しい映画館予約システムについて経験談を述べる。 1) 聖者たちの食卓 インドのある寺院で毎日10万食を一般の人たちに無料で提供しているという。そのキッチンの裏風景…

小さいおうち

老犬(16歳)の世話のため、外出の機会もままならない。その中で、山田洋次監督の最新作品「小さいおうち」(1月25日封切)を19日の先行試写会で見た。J:COM(CATVの大手)の「オンデマンド試写会」ということで、自宅のテレビで見ることができたので甚だ便利だった。…

映画「風立ちぬ」

宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」(2013年7月20日公開)を見てきた。宮崎駿のアニメを見に行くというのは、元来の私としては全く考えられないこと(後述)だった。見に行こうと思った主な理由は2つあって、第1は、たまたま半月ほど前に、零(ゼロ)戦パイロットを…

孔子の教え

このブログのタイトルは「耳不順ブログ」で、その命名の趣旨は、ヘッダーに引用してあるように、孔子の論語の「60にして耳順(したがう)」のもじりだ。 「ブログの公開に当って」(弊ブログ id:oginos:20101003) から抜粋 孔子の耳順の意味については、本当はよく判…

裏切りのサーカス

4月20日(金)の日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」欄(映画紹介欄)で、「裏切りのサーカス」が紹介されていた*1。評価は星4つだ(最高は星5つだが滅多に出ない)。評価の高さもさることながら、原作はジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」だとい…

チャイナシンドローム

あらかじめ断っておくが、このタイトルは竜頭蛇尾で、話は、テレビのニュース番組への私の感想(お辞儀、服装、手話通訳)に発展する。 1) チャイナシンドローム 福島原発事故以来、見たいと思って気に懸っていた映画だったが、しばらく忘れていて、この度やっ…

Thumbs-up

鳩山総理が6月2日(水)午前に辞任表明をした。前日夕の小沢、輿石との会談後、記者団の続投ですかとの質問に対して、総理が黙って示した親指立てのポーズをした。辞任の本筋に関係なく、このポーズ(Thumbs-up)について調べてみた。 私は、このThumbs-Upについ…

母べえ

先週末の1月31日(日)にテレビで、「母べえ」の映画(2007年)を見た(山田洋次監督、吉永小百合主演)。 2時間39分の長番組(CMを含む)で疲れたが、違和感が残り、泣けもしなかった(最近、涙を流せる映画が見たいと思うが、殆どが不発)。違和感は、例えば、a)父親が…