マウス型スキャナ

(前日21日の記事の補足追加版)
 前項[資格賦課」に関連した別の話。添付した写真もどきは、2-3か月前に買った「マウス型スキャナ」を使い、封筒の差出人欄をスキャンして取り込んだものだ。このKING JIM社の「マウス型スキャナ」を紹介する。http://www.kingjim.co.jp/sp/msc10/
 広告を見て衝動買いしたが、甚だ便利。利点は、小さな写真や新聞の記事でも、その上にマウスをドラッグするだけで手軽にスキャンできること。厚い本のページでも問題無い。我が家のスキャナは、プリンタ、コピーと兼用のもので、わざわざ資料をそこに持って行かなければいけないのが面倒だし、小さな部分でもA4分全部をスキャンしなければならない。
 技術的に感心するのは、一度にスキャンできない広範囲であっても何度もスキャンすることにより、また、ドラッグを失敗して何度も同じ範囲や隣の範囲をドラッグしても、自動的に補正して全体を正確に再現してくれることだ。実は添付したものは、不器用なため何度もドラッグしたものだが、ちゃんと補正してくれた。
 Amazonで6000円弱だった。実はあまり使う機会はないが、若い時に持っていれば仕事が捗っただろうと思う。
(補足 2013/9/21)
 このスキャナに関し、知人から「マウスの移動履歴を勘案して合成しているのかな」というコメントがあった。私は、スキャンされた各部分のパターンを見て同じところを繋ぎ合わせて合成しているのだろうと思っていた。それで、確認するには繰返し柄をスキャンしてみればいいと考えた。
 手持ちのチェックのハンカチをスキャンした。


 左がスキャンしたハンカチの写真で、右側がスキャンした結果だ。スキャナの窓の幅(3-4cm)ずつ、丁寧にずらしてスキャンした。スキャン結果は無残だ。やはり同じパターンのところを認識して合成しているのだろう。
 マウス型スキャナはチェック柄に弱いことが解った。しかし、普通の図柄にはめっぽう強いことも付言する。適当になぞるだけで相当完璧に復元できる。