スマホの機種変更(6代目)

 1年半ぶりにスマホを機種変更した。2010年11月の日本での初代Androidの購入以来の6代目の機種。5代目は2016年10月に買った「isai vivid LGV32」(韓国LGエレクトロニクス)。前回の機種変更の経緯については、弊ブログ id:oginos:20161030 「スマホの機種変更(5代目)」を参照。
 今回の機種変更の理由は、isaiの電池の持ちと動きが極端に遅くなったことだ。このLG社のisai vivid は、私としては初めての外国製ということもあり、相性が悪かった気がする。それまで日本製ばかり使っていたのは、おサイフケータイが使えること(これはその後外国製も対応)とストラップ穴があることなどで、国産品愛好ということではなかった。しかし、LGのisaiは、購入後1年も経たない2017年8月に電車に乗っている間に画面が消え、その後全く動かなくなった。auショップに行くと、即故障と診断され、購入1年以内ということで無償交換となった。ということもあって、相性悪く感じていて、機会あれば買い替えたかった。
 今では機種変更は身辺雑事の類で、今回の機種変更にも面白い話は殆ど無い。機種カタログを見ても、昔なら心躍らせて新機能を見比べていたものだが、今では目新しいことは感じられない。結論から書くと、買い換えた機種は、ちょっと古い(2017年11月発売)、シャープのAQUOS sense SHV40
 機種選定の経緯を少しだけ紹介する。ほしいと思える新機能の付いた機種が無いまま、音がいいと言われているソニーXPERIAにでもしようかと思ってショップに行った。すると9万7千円と高価なのでがっくりした。携帯ごときに9万円も出す気はもうしない。ストラップ穴も何故か無い。店員に、ストラップ穴が付いている機種は無いかと聞いたら、ショップ中探して、QUA phone(京セラ)しかないと言うので、また驚いた*1。一瞬このQUAにしようかと迷ったが、おサイフケータイ機能が無いということで、断念した。
 買ったAQUOS senseは3万2千円で、価格がリーズナブルというの(だけ?)が取り柄だ。AQUOSは、2年間使った4代目のAQUOS Serieと同じブランドで、懐かしい。バッテリーの持ちがよかったという記憶がある。
 新機種を使っている感想としては、ポケットから取り出す時や操作の時に、スマホを取り落とさないかとの不安に襲われる(精神医学では、不安症のうちの「限局性恐怖症」*2に該当しそうだ)。また、少し相性の合わなかったLGの方が使い勝手がよかったところも多かったと思い直し、懐かしく感じている。例えば、電話がかかってきた時に、前機種では耳に当てると自動的につながったが、新機種ではできない(ようだ)。着信音が鳴って慌てて操作したが、ロック解除のスワイプの方向が違っていて(前は右方向、今は上方向)、出られなかった。家にいたので直ぐ固定電話に掛かってきて実害はなかった。

*1:数か月前のテレビで、古い時代の携帯電話の象徴として、引出し式のアンテナと並んでストラップが挙げられていたのを思い出した。手からの滑り落ちを防止するためのストラップは必要というのが私の考えで、家人もこの意見には同意しているが、今ではストラップを付けたい人は、ストラップ穴があるケースを装着するしかない。ただし、私はケースを付けるとポケットの中で少しかさばるので嫌だ。

*2:閉所恐怖症、高所恐怖症、ケガをすることや虫などを恐れる、など