両替手数料

 現役を離れて家にいることが多いと、外ではいろいろ吃驚することに出会う。その1つ。

 大学のあるクラスの同窓会の持回り幹事をすることになった。会費が7000円ということなので、釣銭を用意することに。1000円札20枚、5千円札4枚(計4万円、24枚)を目標に、馴染みの三菱UFJ銀行(以下単に、三菱銀行)へ行って5万円を引き出し、両替機に向った。ところが途中で機械が動かなくなる。フロアにいる行員に聞くと10枚(両替元、両替先の何れか多い方)までしか両替できないという。確かにそういう風な掲示がある。

 驚いて、もっと必要だというと、窓口に行けば更に1日10枚まで両替できるという。それ以上は540円の手数料が必要と恐るべきことをのたまう。仕方なく窓口でも両替してその日は、計2万円20枚を入手。翌日はまだ金曜なので(クラス会は土曜日)、また両替に来ることにした。両替の不便さに釈然とできず、聞くと、昨2018年4月に改訂され、商売をしている小売店相手でも同様だという。

(各銀行の両替手数料)

 他の銀行は?と聞いたら知りませんとのこと。それで帰宅してからウェブで調べた。下記のビッグバンク4行は、何れもこの2年以内に 両替手数料を改定し、無料の範囲を狭めている。それにしても両替機の利用の場合、200枚から500枚まで無料という所が相場だ。三菱銀行の10枚を越えると540円というのはひどい。なお、新札への交換も同じ扱いとのこと。

 

〇 三菱UFJ銀行 窓口でも両替機でも(同行のキャッシュカードが必要)、1日10枚まで無料。それを越えると540円。両替機と窓口の両者を利用すると、1日20枚まで無料。2018/4/2改訂。

https://www.bk.mufg.jp/info/20180104_ryogae.html

〇 三井住友銀行 大体500枚以下は無料(同行のキャッシュカードで両替機を利用の場合。1日の1回目は無料で、2回目以降は合計500枚以下でも200円)。2017/5/1改訂

https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/ryougae/

〇 みずほ銀行 大体1日1回、500枚以下は無料(同行のキャッシュカードで両替機を利用)。2018/1/4改訂

https://www.mizuhobank.co.jp/retail/oshirase/fee_ryogae.html

〇 りそな銀行 同行グループのキャッシュカードで両替機利用の場合、1日1回200枚まで無料 2018/9/10改訂

https://www.resonabank.co.jp/kojin/oshirase/detail_c/2018/_2018910.html

 

(硬貨への両替)

 私などの両替のニーズより、一般の小売店では釣り銭の用意が大変だろうと思い、帰宅後三菱銀行のコールセンターへ電話して聞いてみた。上記のウェブページでは「枚数」とだけ出ているので、硬貨の場合、別の取扱いかということだ。その結果、硬貨の場合も枚数で扱い、先ほどのウェブページの手数料が適用される。10円玉100枚だと540円だ。コールセンターの人は丁寧に(?)、そういう商売の人は、そのウェブページに出ている「専用カード」を使うと教えてくれた。これなら500枚まで300円、1000枚まで600円と安価だ。

 ついでに、預金の引出しの時に10円玉で何枚とか指定すれば手数料を節約できるのかと聞いたら、引出しの場合、最低枚数での支払いが原則で、それ以外の場合(「金種指定」という)、両替手数料と同じ手数料がかかるとのこと。

(私の両替作戦)

 私のこれからの作戦。

a) 三菱銀行で引き出す場合、「両替」ボタンを活用する。このボタンは前から同行のATMにあり、1万円分だけ1000円札に崩して出てくる。ただこれだと千円札10枚だけだ(試みたことはないが、例えば14,000円を両替で引き出すと14枚出てくるかもしれない)。
b) もっと沢山要る場合、上記のような小口のATM引出しを繰り返す。今の所ATM引き出し手数料は通常の時間帯だと無料だ。しかしそのうち、無料引出し回数の上限回数が設定される可能性がある(今でもコンビニでの引出しは1月数回以内)。
c) 三菱銀行で引き出した後、例えば住友銀行のキャッシュカードも持って、住友銀行のATMに両替に行く。面倒だが、bよりはいいか。

 

(感想)

 銀行は預金を運用できるのだから、両替など無料でサービスすればいいのではないかと思うが、そうもいかないか。実際に経費が掛かることは理解できるが、三菱銀行の10枚、540円は非常識ではないか。

 本年10月からの消費税アップに伴い、キャッシュレス決済への転換を図る優遇策が講じられている。これにより両替需要は減少するのだろうか。余談だが、冒頭に述べたクラス会でたまたま10年前にも幹事を務めていた。その時に、当日の会費徴収と釣り銭の用意の面倒さを考えて、事前に私の銀行口座へ振り込むことを推奨したが、応じたのは1人しかいなかった*1。私自身は予実管理の手軽さから、日常支出は月1回の引出し額からの現金主義だ。両替は無くならないと思う。

 私の周りでも会費の徴収はもっぱら現金だ。釣り銭の用意に配慮する幹事もいるだろう。両替の必要性は、祝い金などで新札へ交換する場合や、親戚が多い人のお年玉の準備ぐらいか。しつこいが、それくらいならもう少し三菱銀行も配慮してくれていいのではないか。

*1:当時、「じぶん銀行」(KDDI三菱銀行が共同で始めた、スマホで取り扱えるインターネット銀行)のキャンペーンで、振込手数料無料等の特典があったので利用してみたもの。

読書管理ソフト

1) 読書管理ソフト

 昨2018年秋から読書管理ソフトを使い始めた。

 長男の嫁から教えてもらったアプリが「ビブリア」。書籍の主に裏表紙に印刷してあるISBNバーコードをスマホのカメラで撮影すれば書名等が自動的に登録できる。今までのメモ書きでは考えられない便利さだ。ただしiPhone用しかないので私には駄目。Android用ソフトを探して幾つかあったが、その中で「読書メーター」を選んだ(iPhone用もある)。

 以下、読書メーターの問題点と他の読書管理ソフトを幾つか紹介し、ついでに若干関係する話題として、2)私の書籍選択方法と、3)書店での購入の努力(e-honを含む)を紹介したい。

(読書メーター)

 昨年秋のソフト(アプリといってもいい)の選定の基準は、a)Android用、b)本のISBNバーコードをカメラで読み取って書名等を入力できる、c)パソコンでもスマホでも使え、データを共有できる(クラウド)、d)読後感想を書き込める、ぐらいのもので、多分適合するのはこのアプリだけだった。

 その後よく使っていて、感想も150冊分以上書き込んだ。しかし、半年余り使っていて、「読書メーター」への不満が溜ってきた。大きく2点ある。第1は、感想文に255文字以下との上限があって短い、第2は、自分が登録した書籍の検索ができない(タイトル名も駄目だし、感想文中の語句も駄目)。第1の上限は、むしろ気軽に書けることでいい面もあるが、第2の問題点はきつい。

 自分の登録した書籍を探すには、登録リストから順番に見ていかねばならないので時間がかかる。リストの順は、登録日又は読了日の降順又は昇順からしか選べない。タイトル、内容のキーワードから検索できたらと思う。また書いた感想には自分の備忘のためのメモが多いので、それらをキーワードにして検索できたらと思う。この2点の不満については、読書メーターの意見欄で質問したことがある。両方とも現状ではできないとの返答があった。

 

 それで他のアプリに替えようかと思い、読書記録アプリの比較サイトを見てみた。

 

読書記録・本棚を管理する アプリランキング TOP10

 先ず、通読してのざっとしたコメントを述べる。「*太字」は、私が必須と考えている機能。

  • iPhone用が多く、*Androidは少ない。殆どが無料。
  • *クラウド(この場合、PCとモバイルの両方で登録/編集可能との意味)は少なく、多くはモバイル(スマホタブレット)単独利用
  • 書名は、モバイルのカメラから*ISBNバーコードの読取りが(97から始まる13ケタのバーコードで、大体書籍の裏表紙に印刷してある)可能なものがほとんど。
  • *感想やメモが書き込めないものもある。これは、書名の登録をして、読みたい/読んだものを整理することが目的か。
  • SNS利用をうたっているものが割にある。感想などは直ぐオープンになり、他者の感想もすぐ読める。読書メーターでは、似た読書傾向を持つ人を推薦してくれる。
  • 書籍の販売促進を考えているとしか思えないサービスがある。新刊書、そのランキング、著者別新刊通知など。SNS利用もその一環か。
  • *検索については、書名を入れるとウェブやAmazon等で探してくれるが、自分の登録した書籍内を検索してくれるものは少ない。自分の感想、メモ等を検索してくれるものも少ない。
  • 廃止されたアプリも多い。例)読書管理ブクログメディアマーカー

 次に、幾つか取り上げて紹介する。

〇 読書メーター

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bookmeter.android&hl=ja

 Android用(iPhone用もある)かつ、クラウドなのは少なくて、これを選んだ背景は前述のとおり。先に述べた不満(255文字、検索ができない)を除けば、一応快適に使っている。ただ、自動的にSNSになっていて、感想がオープンになる。それはいいが、「いいね」がすぐ来るのはうっとうしい。また、新刊書や人気図書ランキングもメールで通知されてうっとうしい。この通知で知って読んだ本は無いと思う。私のページは次だが、読書メーターの会員でなくても開けるかは知らない。 https://bookmeter.com/home

 次のページの方がいいかも。 

 https://bookmeter.com/users/925792/books/read

 

〇 Readee

 https://android.app-liv.jp/003433148/ 

 実は、今月初めこのReadeeをインストールしたが、ヘルプなど読んでみて使えないと思い、2日でアンインストールした。理由は、クラウド対応でない、すなわちPCで処理できず、スマホだけでしか使えないことだ(計画中とあるが何時になるか)。感想文をスマホで書き込むのは私にとって負担だ。特に推敲に手間がかかる。

 アプリのFAQに従い、その他の特徴を述べる。

 https://readee.rakuten.co.jp/faq/index.html

 自分の本棚内の検索はタイトルのみ。いいのは、メモの上限が5000字と大きく、それからカメラでの画像取りこみができることだ。書籍中の図表など撮りこめそうなので嬉しい。ただよく考えると、サーバーに保存するのではなく、スマホ内のリソースを使うのだろうと思い至った。

 本棚機能に加え、タグの付与もできる(個数無制限)。外部データの取り込みは、csvファイルにしてdropboxを経由して可能とのことだが、ファイル形式の問題もあり、面倒くさそう。

 

〇 読書管理ビブリア

 https://app-liv.jp/894377244/?ranking_type=b

 iPhone用として有名。メモ機能やSNS機能もあるようだ。

 

〇 My読書ノート

 https://app-liv.jp/1459643744/?ranking_type=b

 iPhone 用だがユニークなので紹介。図書館からよく借りる人に便利なように特化している。複数の図書館を登録できて、各図書館の予約ページにアクセスできる。返却日などを知らせてくれる。

 

〇 蔵書マネージャー

 https://android.app-liv.jp/001810275/

バーコードで登録できるようだが、詳細は調べていない。

 

2) 私の書籍選択方法

 読書管理アプリの話題のついでに、私の最近の読書する本の選択方法を説明する。私の「読書メーター」の読書履歴の「本棚」(利用者による書籍の区分)を見れば判るように「砧図書館」が多い。これは近くの世田谷区砧図書館から借りた本であることを示す。定年退職者にとっては、図書館は誠に有難い。一読して面白そうでなければ直ぐ返せる。

 ではどうやって読む本を決めるか。新刊書系統だと、情報源は主に3つある。a)新聞、週刊誌などの書評、b)世田谷図書館からの新着書案内メール(希望した分野ごとに週に1度ぐらい案内が来る。メールから簡単な手順で予約できる)、c)図書館に行った時に、新着書コーナーや返却本コーナー(返却された本が1-2日間仮に置いてある)で探す*1。その他関心を持った本をいろいろ探して読む。

 

3) 書店での本買いの努力とe-hon

 また、書店でぶらぶらすることもあるし(最近は少ないが)、目的意識をもってAmazonで探すことも多い。Amazonは、少し古い本であれば安価な中古本もよく買う。Amazonは便利だが、街の書店もいい。かねて気には懸っているが、最近も新聞に出ていた問題が、街の中小書店の経営問題だ。

 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13379577.html?iref=pc_ss_date

 それで、できたら書店で買おうと心がけている。具体的には、例えば週刊誌は、スーパー、コンビニではなく、書店に行く。

 書店で買う場合は、家で予約できるといい。駅前の三省堂書店は、e-hon(トーハンが経営するインターネット書店)で予約した本が受け取れる(e-honは店舗受取りだけで自宅への配達はしないとされている)。

https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top

 e-honは、少し問題があって、Amazonに比して登録されている書籍数が少ないようだ(トーハンで取り次いでいる本だけか)。それから割引も無い。やはりAmazonの安価な中古本が魅力だ。新刊本だと殆ど割引が無いから、書店でいい。

 最近e-honを利用して買ったのは、ハンス・ロスリング著「FACTFULNESS」(上杉周作他訳、日経BP社、2019年1月)。友人のブログを見て知り、面白そうなので、図書館で予約したら、700冊台の待ち行列だ。今までの経験だと半年から1年かかる。定価1944円(税込)で高いが新刊を買おうと、Amazonで見ると400円ほど安い新中古本があった。取りあえずカートに入れたが、先ず現物も見てから決めようと散歩のついでに書店に行った。立ち読みしてやはり買うことにして家に帰ってAmazonのカートの本を注文したらもう無いという。他の中古本で安いのは送料込みで定価より200円安のものだ。これで迷った。200円違いなら、かねてお世話になっている書店で買うかと思い、e-honで購入した。

 振り返ると非常に馬鹿なことをしている。a)400円安の割引の機会を、迷っているうちに逸した、b)書店に行ったならその場で買えばすぐ読めるのに、e-honで注文したので、3日後に書店に行かなければならず遅くなった。得したのは、書店までの歩行距離が稼げ、健康にプラスしたことぐらいだ。

 更に言うと、このe-honシステムの意義が疑問だ。私は中小書店の存続を支援したいので、微々たる支援ながら書店からの購入に心がけている。しかし、宅配が無く、指定書店での受取りしかないとすると、従来(というか古い時代)の書店での予約システムと比較して、書店への2回の訪問(予約と受取り)が受取りの1回に節約できるとのメリットしかない。Amazonその他の通信販売に比してデメリットばかりだ。近い将来に無くなるのではないか。

 

*1:図書館全体を探すのは大変だが、返却されたということは、最近関心を持った人がいるという意味で若干新しいのではないかとの趣旨

新聞の変更(また朝日新聞へ)

 


 また購読新聞を変更した。日経→朝日→毎日→東京新聞と変ってきた。2017年2月に、永年の日経から朝日新聞に替えて以来気まぐれに替えている。全く内容の乏しい話だが一応記録の意味で。前回変更の経緯は、昨年9月の弊ブログに。

https://oginos.hatenablog.com/entry/20180919/p1

 今回変更の主な理由は、東京新聞が値上げし、同紙最大のメリットの価値が低下したことだ。2019年4月から、3343円(税込)が3700円となった。朝日新聞の4037円との差が少なくなり、かねての情報量の差のデメリットを補えるとは思えなくなった。朝刊で東京新聞の標準は28頁、朝日新聞は40頁だ*1。しかも東京新聞は最近しばしばこの28頁を下回る(週に2-3回)。あまりにも馬鹿にしているので同紙を辞めるとして、さて次に何にしようかと迷った。先ず読売新聞にしようかと思って、販売所に値段を聞いて驚いた。2019年1月から4400円になったとのことだ。日経はかねて4900円で論外(何れも朝夕刊込みの月額、税込)。産経新聞は3034円だが朝刊だけだ。

 ということで、再度朝日新聞にしようと思ったが、問題は読売に次いで直ぐ値上げするのではないかということだ。ウェブでは、10月の消費税アップの前に値上げかとの噂も出ている。朝日新聞の販売所の人が来たので聞いたら、12月まで現在の価格とすることでその旨の紙も渡すという。すなわち6月からスタートで、6月はサービスで無料、7-12月は4037円だ。それで手を打った。

 問題は幾つかある。最大の問題は東京新聞の連載小説だ。朝刊の小説は凝り過ぎていてあまり好きではないが、2月に始まった夕刊小説が面白い。12歳の少女のBildungsromanだ。

 

【2019年02月04日】公告

次の夕刊連載小説*「満天の花」*作・佐川光晴 画・唐仁原教久

 12日から佐川光晴さん・作、唐仁原教久さん・画による「満天の花」が始まります。激動の幕末を生きる少女の物語です。ご期待ください。

 (作家の言葉) 幕末の長崎から始まる物語です。主人公の「花」は12歳の少女。後に咸臨丸の艦長として太平洋を横断する海舟・勝麟太郎との出会いが彼女の運命を大きく変えていきます。波乱の時代を溌剌(はつらつ)と生き抜く花の活躍にご期待ください。

 

 しかし、この少女の話だけに大枚を長期間投ずる気もしないので、やはり辞めることに。

 東京新聞で感じたことの一部をコメントとして述べる。

  • 前の弊ブログで触れた、目次が1頁と3頁の両面にまたがっていることについては(小説の頁は3頁に載っているので探すのに手間どる)、この4月に改善され、1頁にまとめられた。
  • いい企画がある。特に毎週水曜日の「こちら原発取材班」は、1頁全12段のうち8段を使った記事だ。そのうち全2段を使った「福島第1の1週間」は4つの原子炉ごとに図解で状況を示している。廃炉作業の進捗の遅さにいらいらする。
    記事にもなかなか面白いものもある(例示は略)。しかし数が少ない。
  • (不満) ほぼ毎日ある「こちら特報部」の欄は、右頁と左頁連続の全頁見開きで、複数の記事が掲載される。問題は、その中心記事が、右頁から左頁につながっていて、甚だ読みづらい。添付写真では見にくいが、右頁左半分にある「(米臨界前核実験を)日本政府なぜ容認?」と左頁右半分にある「核の傘依存脱する政策を」とは、文章の続き具合からも判るが、一連の記事だ。このような構成がほぼ毎日に近くある。新聞は普通1頁分を拡げて読むのではなかろうか。2頁分を拡げるのはスペースを取り過ぎる。通勤電車の中で読む人も新聞を大きく拡げられないから問題だろう。

 

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  • 新聞販売所の人が、朝日に替えると、東京新聞より折り込み広告が増えるのでいいですよと言っていた。しかし我が家にとっては欠点だ。不動産、自動車の広告が沢山入っても迷惑なだけだ。
  • 東京新聞のデジタル版は高いので(月3000円台)、現在朝日新聞デジタルのシンプル版に入っている。月980円で月300本まで読める。朝日の購読者には月500円のフルコースがあるという。ウェブを見ると月1000円とあるが、更に割引もあるとは知らなかった。シンプル版ではできないスクラップなども可能だ。

  昨日1日は朝日の初日だった。東京新聞はもう入らない。厚い新聞紙と沢山のチラシが入ってきてうんざり。たまたま土曜日だが、朝日の毎週土曜日のパズルの応募は、メールで可能なことを思い出した。これは大変便利だ。早速応募。ただし前回購読の際、半年程度応募を続けたが、一度も当らなかった。余談だが、テレビのテレビ朝日の言葉検定も毎月応募しているが、当ったことがない。 

 今後は、半年経ったら読売でも取ろうかと思う。ところで、東京新聞の「花」はどうしているだろうか。健気にがんばっているだろうか。

*1:6月以降朝日が配達されて愕然とした。頁数が、1日(土)は32頁(プラスの土曜日版がある)は別として、2日(日)から4日(火)まで全て28頁だ。何時このように劇的に変ったのだろう。

新天皇のお言葉

 5月1日の即位の儀式で新天皇のお言葉を聞いた。私の関心は、安倍政権下で改憲論議が高まる中、護憲の意志をどう表現されるのだろうかということだった。聞いて驚いた。「憲法を遵守する」ではなく、「憲法にのっとり」だ。以下、30年前の前天皇のお言葉(以下「30年前」と略す)と比較しつつ、私なりに分析する。その後退位、即位の儀式を見ていての感想を述べる。

 

1) お言葉について

a) この節の最後に引用するように、30年前は「日本国憲法を守り」なのに対し、「憲法にのっとり」だ。30年前の「守り」と10数字後の「ことを誓い」との関係が不明だが、解釈は2つしかない。「守る…ことを誓い」か、「守り」と「誓い」が並列かだ。何れにしても「日本国憲法を守る」と明言されている。

b) 30年前は「日本国憲法」なのに、今回は「憲法」と一般化している。日本国憲法への思い入れは乏しそうだ。

c) お言葉の該当部分を拡げると、「憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、」だ。憲法を守るとは言われていないともに、「憲法にのっとり」は、「象徴としての責務を果たす」の修飾句でしかない。

d) 少し細かいが、天皇としての責務が、「象徴としての責務」と限定しているが、30年前は「日本国憲法に従った責務」とやや広かった。

e) 別のポイントだが、新しい表現として、「歴代の天皇のなさりようを心にとどめ」が加わった。これについては後でも触れるが、歴代天皇にもいろいろな人がいただろう。保守的視点に過ぎるのではなかろうか。

 改憲論議が盛んな中で、お言葉の中での表現も、30年前は(大きな)問題にならなかったことが現在では相当の政治的意味を持つことになった。憲法を守ると言うと、政治的発言になるのだろうか。

(余談、国家公務員の宣誓書)

 国家公務員は、宣誓書を提出し、日本国憲法の遵守を誓うこととされている。*1 これは政治的発言とはみなされない。

(参考、天皇の即位時のお言葉)

即位後朝見の儀天皇陛下のおことば(2019年5月1日)

日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより,ここに皇位を継承しました。

この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。

顧みれば,上皇陛下には御即位より,三十年以上の長きにわたり,世界の平和と国民の幸せを願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その強い御み心を御自身のお姿でお示しになりつつ,一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

ここに,皇位を継承するに当たり,上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し,また,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,自己の研鑽さんに励むとともに,常に国民を思い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い,国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望します。

(宮内庁HP http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/47#156)

 

1989年1月9日の先帝の即位の際のおことば

大行天皇崩御は,誠に哀痛の極みでありますが,日本国憲法及び皇室典範の定めるところにより,ここに,皇位を継承しました。

深い悲しみのうちにあって,身に負った大任を思い,心自ら粛然たるを覚えます。

顧みれば,大行天皇には,御在位60有余年,ひたすら世界の平和と国民の幸福を祈念され,激動の時代にあって,常に国民とともに幾多の苦難を乗り越えられ,今日,我が国は国民生活の安定と繁栄を実現し,平和国家として国際社会に名誉ある地位を占めるに至りました。

ここに,皇位を継承するに当たり,大行天皇の御遺徳に深く思いをいたし,いかなるときも国民とともにあることを念願された御心を心としつつ,皆さんとともに日本国憲法を守り,これに従って責務を果たすことを誓い,国運の一層の進展と世界の平和,人類福祉の増進を切に希望してやみません。

(宮内庁HP http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/okotoba-h01e.html#D0109)

 

 2) お言葉の背景の推測

 新天皇改憲派だとは思わない。先帝のなさりようを見て尊敬されていれば憲法を維持することが皇室存続のベースだと考えられると思う。即位前に安倍首相が時の皇太子に面会するため何回か東宮御所を訪問したと報道されていて、それは元号の案を内々に相談に行ったのだろうと見られていた。しかし、今にして思うと、このお言葉の護憲のくだりの表現の折衝だったのではなかろうかと想像する。

 安倍首相は「護憲」につながりそうな表現を一切消したかったのだろう。以下、誠に不敬だが、そのための取引材料を夢想する。第1は、新元号に首相の名の「安」を入れたものにしたかったが、宮中から難色が示されたので、(報道によると)急遽3月になって新しい元号案を検討させた。第2は、愛子天皇を実現するため皇室典範の改正を検討することを取引材料として提案する。

 しかし、これらは何れもレベルが低い。安倍首相も新天皇もこのような殆ど個人的なことで心を動かされないと思う。第3でもっと不敬な考えだが、雅子新皇后の公務への不適合とそれへのバッシングへの恐れではなかったろうか。首相も馬鹿ではない。直接的な脅迫はしない。例えば、仮に皇后の不適合が生じても、バッシングはあらゆる手段で抑える、皇后の公務もできるだけ廃止する、などはどうだろう。結婚の時、全力で雅子さまを護るとコミットされた新天皇としては真に心動かされる提案ではなかったろうか。

 「歴代の天皇のなさりようを心にとどめ」の文言も、新しいことをしようとする考えへの止めとして入れられたのではなかろうか。

 以上はあくまで私の夢想である。

 ただ、私が不思議なのは、1)で述べたお言葉への私の疑問点は、誰でも容易に気づくことなのに、新聞やネットでは今の所、誰も問題にしてないように見えることだ。忖度論や謀略論を信じたくもなる。

 

3) その他の感想

(退位の式典) 

 最近はやりの生前葬を連想した。式典での挨拶が続くことはなかったが、世のマスコミ、ネットは賛美に溢れ、生前葬もどきだ。ちなみに、私は自分の生前葬は断固拒否する。

(日本人は元号が好き)

 令和には異論も少なくないようだが、それを無視するように、改元騒ぎが盛り上がったのにはちょっと驚いた。「平成最後」と「令和最初」が溢れ、ハロウィーンを思わせるような騒ぎもあった。

 余談だが、「令」の字はバランスが取りにくい、書くのもそうだが、見ていても落ち着かない時がある。変った字だと思う。

(式典が無言)

 式典が無言(天皇と首相の挨拶以外)で進むのに改めて感心した。MC(マスターオブセレモニー)がいなくても恙なく進む。参列者の予行練習が大変だったろうと思った。

*1: (宣誓書) 私は、国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚し、日本国憲法を遵守し、並びに法令及び上司の職務上の命令に従い、不偏不党かつ公正に職務の遂行に当たることをかたく誓います。

初めてのスマホカーナビ

 4月1日から箱根に2泊3日のドライブをした。初使用のスマホカーナビでの失敗談を報告する。

 出発の2-3日前に 洗車をしてエンジンをかけて見たら、車載のカーナビが「データの互換性が取れません」との表示を出して動かない。不吉な予感でディーラーに電話したら、出発当日の1日の午前にしかサービス部門の予約が取れないという。同日にチェックで1-2時間待たされた結論は、その日のうちには直らない、メーカーにデータを送って確認するので、今日は取りあえず車だけを返すとのことだ。ETCは動くとのこと。

(カーナビホルダーを購入)

 困ったが家人と相談して、息子が何時も愛用しているのを真似て、スマホのカーナビで行こうということになった。目的地は箱根の強羅。箱根の仙石原はよく行っているが、強羅は1度しか行っていないし、初めての宿だ。地図で見ると道が細くて曲りくねり、相当ややこしい。スマホカーナビで大丈夫か不安だったが、近くの日曜大工センターで、スマホホルダー(ダッシュボードの上に取り付けてスマホを固定する)を買って取り付けた。取付け説明図は多いが判りにくく、後で判明したが間違って取り付けた。スマホのアプリは、徒歩ナビで馴染みの「グーグルマップ」。

(使えなくなった機能)

 カーナビはもちろん使えないが、ラジオも駄目で無声の運転になった。リアビューカメラも映す画面が無くなったので使用不能に。これは、苦手の車庫入れなどに活用していて便利だった。

 幸いまだ使えるのは、ETC、ACC(オートマチッククルーズコントロール)、ACCが使えるからオートストップも大丈夫だろう。ACCは、高速道路での運転の緊張感を相当緩和してくれて、私には有難い。

(スマホカーナビの利点)

 息子もよく言っているが、行く先の検索が簡単で、音声入力も可。ちなみに、我が家の古い車載カーナビだと、住所や電話番号等で検索できるが、カーナビCDに登録してあるものでないと駄目だから古い場合もある。更新は2-3年毎で高価。スマホのデータはクラウドにあるから、基本的に最新だ。

 スマホは画面が小さいがしょうがない。最初は勝手知った東名高速なので気楽だ。ちなみに、経路は東名から厚木ジャンクションで小田原厚木道路に分岐し、小田原、箱根湯本経由で強羅だ。ローカルな細かい話で恐縮だが、次のの失敗談に通ずる。

(最初のトラブル ー ジャンクションを見落し)

 スマホのバッテリーの残量が30%台になってきたので節約するため、勝手知った高速だからとスマホを切って充電を始めた。ケーブルが短いのでホルダーから取り外して充電。ところが車高の高いトラックの後だったので、小田原厚木道路へ分岐するジャンクションの標識を見落した。従来は、分岐の表示は車載カーナビの画面にもしつこく出てくるから見落すことはない。今まで如何にカーナビに依存していたかを実感。

 しかし、今回は経路を御殿場IC経由(やや遠回りではあるが)に変更してこれは大過なかった。

(スマホがホルダーから落ちる)

 ICを出て一般道に出てから、間違った取付けのためホルダーが緩み、スマホが落ちてきた。助手席にいた家人に頼み、老眼鏡に替え、スマホを持ってもらった。表示内容を大きな声で言ってもらう。内容は「○○メートル先を左(右)折」。運転手は車の距離メーターを見つつ従っていく。強羅への道は曲りくねっていたが、これでどうやら辿りつけて、感激した。

 途中運転中に、スマホアプリに慣れない家人を助けるため、手を伸ばして、危険運転になったこと、停車中だが、カーナビが始まらず、原因が自転車ナビになっていたためとか、トラブルがあった。当然だが、慣れて習熟しておく必要があろう。

 

(今後の対応策)

 車載カーナビの修理の見積りは今後出てくるが、ディーラーの事前の感触だと、機械交換で20-30万円ぐらいかという。あまり運転もしない積りなので、困る。それで帰ってからウェブで調べると、有料の他、無料のカーナビアプリも多い。

 私の使ったグーグルマップも評判がいいが、注目したのはヤフーの「Y!カーナビ」*1。特に注目したのは、ワンタッチで駐車スポットを記録し、そのスポットへの徒歩ナビも可能という機能。広い駐車場では便利だ。早速インストールしてみた。未だ使っていない。

 スマホカーナビのデメリットは幾つかあるが、バッテリー消費量が多いのは共通して指摘されている。これからは長いケーブルで充電しながら使用できるようにしよう。トンネル内や屋内でもGPSが届かず使えない。有料アプリだと、ダウンロードしてオフライン使用ができる場合がある。それから、これからは携帯ラジオなどを持ち込むことも必要だ。

 車載カーナビ修理の見積りが出てきた段階で考えよう。

*1:私は徒歩ナビで評判のいい「Y!マップ」を既にインストールしている。

新元号「令和」

 4月1日に発表された「令和」に違和感を覚える。小旅行をしていたので投稿が遅れたがご容赦を。

 最初の感想は、安倍首相に忖度する「安」を使うとの噂がネットで流れる中で、それがなくてほっとしたこと。更に、「令和」の「れいわ」という響きに清新さを感じた。しかし、その後旅行中にいろいろ疑問を感じた。以下に述べる。

1) 「令」の字は、やはり命令とか上が定める掟の意味が強い漢和辞典の第1義もそうである。令に 「よい 」という意味があるので問題ないとの考えもあるが(次節で反論)、第1印象が重要だ。人名にも使われているが、人の名前の目的の第1は、他人との識別にある(異論もあろうが)。名前の各文字に、親がそれぞれの思いを込めていいと思う。しかし、万人が使う元号では少しまずいのではないか。

 第1義、第1印象が重要との例を、孫の命名候補の例で述べる。息子が、「ジョウ」の響きがいいということで、「丞」を考えていると言ってきたことがある。助けるの意味があっていいのではないかとのことだ。私はスマホの辞書で調べ、「丞」は、昔の官職で補佐役の意味だからどうかねと言った。その後別の名にしたから納得したのだろう。

2) 「令」の「よい」という意味では、令夫人、令室、令息、令嬢など多くの熟語がある。漢和辞典で見たが、その大半が他人の親族を呼ぶときの敬称だ。「美人」というが、「令人」とは普通いわない(少なくとも広辞苑には出ていない)。純粋な「よい」の意味での熟語は非常に少ない。「お世辞のよい」という印象。人間関係⁽上下の⁾を背景とする「よい」だ。

 しつこく言うと、角川の類語新辞典で、語彙分類体系表の「良否」のカテゴリーである172番に掲げられている語を見たが、「令」は無い。「令(よい)」は通常の「いい」とは別の概念であろう。更にいうと、通常の良否では、良否、長短、好悪などの反対語があるが、「令(よい)」の反対語は無さそうだ。

3) 漢和辞典に出ている「令」の意味に、「しむ」(使役)がある。その意味では「令和」は「和(なご)ましむ」とも読める。命令の「令」も合せると、押し付けられた和を連想させられる。真面目に考えて、民主主義の理念に反すると思う。

4) 冒頭に述べたが、「れいわ」の響きは新しく、すがすがしくていい。「令」ではなく、「麗」などだったらよかったと思う。ただし、a)画数が多い(15画以内との条件もあったよう)、b)もっともらしい出典が見つからない、など問題点がある。

5) 安倍首相談話では、「この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております」とあるが、私には理解できない。「麗和」でも似たような解釈ができそうだ。

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/singengou/singengou_sentei.html (官邸ウェブページ)

6) 新元号にまつわる諸悪の根源は、それまでも今も、他で使われていない言葉を創り出さなければいけないという条件だ。新しさは、ポイントの1つぐらいに考えて検討したらどうか。そのことも含め、現在の秘密主義での審議は不適切だと思う。

7) 参考までに、本ブログでも、2016年8月14日に、元号について私見を述べた(「天皇生前退位(その2)の第2項(改元への期待)」)。私見の中で実現したのは、中国語の文献を出典としないことだけだ。これは国粋主義からではない。中国に(次いで韓国にも)馬鹿にされるのが嫌だからだ(これも国粋主義の1つか)。

我が家のアポ電対策

(前置き)

 3月初めに報道された江東区の殺人事件。「アポ電」強盗と呼ばれ、マスコミでいろいろ対策が論じられている。こういう言葉が将来も残るか信じられないので、解説ページを残す。例えば、 https://www.fnn.jp/posts/00413289CX 

 かつての「オレオレ詐欺」の系統かと思ったが、強盗殺人事件に発展しているので、凶暴だ。テレビなどで推奨されるのは、電話に出ては行けない、対策の1つとして、「録音しています」などと応答する装置を電話機に付けろという。

 我が家でも家人はうるさい。私はかねて電話が鳴ると待たしては失礼だと思い、発信者番号もろくに見ないで急いで出るがそれがよくないと叱られる。私は今のところ電話で騙されない自信があるし、必要な電話を逃してはいけないと思っている。だけど、家人がうるさいので、4年前に買った電話機で封印していた機能を活性化することにした。その機能「自動あんしん応答」機能は、家に電話が掛かってくると、先方に「あんしん応答モードになっています。貴方の名前をおっしゃってください」とのメッセージが流れ、録音される。これは以前弊ブログでも紹介した。

 https://oginos.hatenablog.com/entry/20150418/p1 ちなみに、この電話機のフル録音機能はずっと使っている。ただし再生で探すのが苦労する。*1

 以上は前書きで、以下、これの活性化に際して感じたことを2点紹介する。

(公衆電話が無い)

 活性化した「自動あんしん応答」機能をテストするには、この固定電話に電話してみることだ。普通は自分の携帯電話から電話するが、この電話の電話帳に登録してある番号からの電話には「あんしん応答」は機能しないというある意味で便利な機能がある。それで外の公衆電話から電話して、機能を確認することとした。

 たまたま買い物に行った近くのスーパー(サミット。相当大きい)に行って公衆電話を探したが無い。店員に聞いて無いことを確認。それで別のコンビニ(セブンイレブン、これは小さい)に行ったが無い。顔なじみの店長に聞いたら、1ブロック半離れたNTTの事務所に公衆電話ボックスがあるというので、そこで我が家に電話した。1度目は家人がすぐ電話に出て失敗。2度目は留守電案内になってまたもや失敗。

 このトラブルは次項で述べることにより解決したが、スーパーやコンビニに公衆電話が無いということでは、災害の時に大丈夫かと心配になる。

(メーカー・サポートのAI化の進展)

 家に帰り、メーカーの電話サポートに電話した。なかなか出ない。ラインの自動サポートサービスの利用を勧める。私はラインは苦手なので迷ったが、2-3回オペレーターを待っても出ないので、諦めてラインに移行した。慣れなくて少し手戻りはあったが、半自動的に対策の候補を教えてくれた。正解は、留守電サービスと「自動あんしん応答」機能との併用はできないとのこと。早速留守電サービスを停止して、外の公衆電話に行ってトライしたら、今度はスムーズにあんしん応答サービスがスタートした。

 感じたのは、メーカーのサポートで、AI化が進展していることだ。メーカーの電話サポートは、引退してから、電話機、テレビ、レコーダーなどでよく利用している。しかし、電話サポートは時間が掛かる。a)先ずつながるまで待たされる、b)器具の不具合、設定を調整する時に、電話のオペレーターの指示通り行うのが疲れる。c)PC上でのFAQなどはよくできている場合はいいが、見つからない場合も多い。最近多いチャットでの応答は、割に結果がよくて満足できることが多く、PCを使ったチャットのサービスはよく利用する。

 しかしスマホでのラインは苦手だ。入力欄が狭くて全体が見づらいし、修正がしにくい。私は最近、スマホ音声認識入力をよく利用していて、検索(これはほぼ全部に近い)、日記、メール、短い原稿など(環境による。周りに人がいると恥かしい)の半分近くで利用している(アプリはSimeji)。ラインは画面のマイクアイコンをクリックすると、音声認識でなく、ボイスメッセージになってしまうので駄目と思っていた(今回調べたら、別に音声認識入力機能はあった)。

 ラインでの自動サポートは、PC上でのFAQの高度化であろう。何れにしろAIの進歩も相まって、自動FAQや自動ラインは今後ますます発達していくと思う。

 

 これで家人は安心したが、私は、我が家が高齢者所帯で迷惑電話を警戒している小心な家族と、直ぐ判るようになったことで不本意だ。それから、冒頭に述べた、電話には出ないという対策は、必要な電話も繋がらなくなるということで世の中大丈夫だろうか。もっと前向きに、電話応答要領教室を高齢者向けに開催するという対策はどうだろう。

*1:機能は豊富だが、マンマシンインターフェースが悪い。従って家人は使えない。