電線地中化(その2)

 これは、昔の弊ブログで取り上げた話題のフォローだ。
 2年前の弊ブログ「電線共同溝」(id:oginos:20110717)と3か月前の「電線地中化」(id:oginos:20130501)で紹介した、私の最寄駅前のバス通りの電線地中化の工事がやっと完成したことを、喜びを込めて記録に留めたい。
 昨8月4日(日)にたまたま問題のバス通りを歩いて架線が無くなったことを発見した。2010年9月に開始された工事だからほぼ3年要した訳で感慨深い。何時撤去されたかだが、8月1日(木)には何度か歩いたがその気配は無かったので、2日(金)に撤去したのだろう。
 写真で見るとおり、本当にすっきりした風景になって感激だ。電柱がまだ沢山林立して残されており、それらの電柱が撤去されて本当に完成と言えるが、取りあえずはほっとした。一時は、福島原発事故対策と柏崎刈羽原発再起動がままならず、苦境に陥っていく東京電力が移設撤去を断念するかと心配した。前にも述べたように1期・2期工事合せて約300m、工事費1.5億円(世田谷区施工の共同溝の工事分のみ。各架線事業者の移設撤去工事は含まない)がやっと完成した訳だ。
 メイン通りはこれでいいが、この間気がついたのは、我が家の前など、メイン通り以外の場所の電柱は、3年前より架線が多く、かつ見苦しくなったという印象がする。各電話会社やCATV会社の光ケーブルが争って引かれているようだ。電力線は有線のケーブルを引かないとしょうがないが、通信関係は、第4代無線通信などの活用により架線を無くしていくことが今後の課題ではないかと、素人ながらに考える。(弊ブログ「ネット環境の完全無線化」の最後の段落 id:oginos:20120408 )
 下の写真は、我が家の前の通りに走っている空中架線。