家電量販店

 原則的に書かないとしてきた身辺雑記的な話だが、11月3日の文化の日に、我が家から徒歩2-3分の所に、家電量販店(コジマ)がオープンした。たまたま連日通っている。4日は、早めにオフィスから帰り、夕食を食べてから行った。夜9時まで開いている。秋だから夕涼みとは言わないが、夕食を食べてから下駄履き感覚で家電量販店に行けるのは楽しい。夜は空いていて、ゆっくり見回ることができる。テレビ番組の詰らない夜は家電店だ。いい環境になったものだ。
 この新店舗は、その8日前にオープンしたスーパー(1階、売場面積 2,450平米)の2階にあって、売場面積2,838平米だ。この2階建ての新築ビルはミニショッピングセンターで、ファミレスなどもある。残念ながら、映画館や書店は無い。それでも、駐車場は230台、駐輪場は305台だから、私としては感激ものの大きさだ。スーパーも広くて嬉しい。
 オープンの3日朝7時半頃、犬の散歩のついでに行ってびっくりした。400人ぐらいが既に行列を作っている。ガードマンに聞くと、8時から始まる、チラシ広告の目玉商品(数量限定)の整理券の配布を待つ行列だそうだ(開店は9時)。目玉商品はテレビなど13商品、それぞれ30台程度限定だ。
 開店した9時過ぎに、別の開店特価品を買おうとまた行ったら、びっくりしたことに開店から10分過ぎているのに、店の周りを行列が取り巻いていてなかなか動かない。ガードマンは1300人ぐらいの行列だという。
 昼ごろ行ったら、さすがに入場の行列は無くなっていたが中は混雑している。2,800㎡というのは、私の感覚では相当広い。しかし、ワンフロアしかないので、品揃えが偏っているとの印象だ。テレビ、携帯電話、白物家電が多いが、例えばソフトは殆ど無いようだし、それに携帯ストラップのようなマージナルなものも無い。女子家電コーナーなど立派な体裁だが、私は余り関心が無い。それから店内のレイアウトや陳列がゆったりしている。これは良し悪しで、例えば新宿西口のヨドバシカメラとか、ジャンルは違うがドンキホーテのような雑然としたレイアウトの店に入る時のようなわくわく感に乏しい。
 家人からは、あまり頻繁に行くと、店員に顔を覚えられ、暇なおじさんが何も買わないのにまた来てる、と言われるよと忠告された。それもそうだ、1週間に1-2度ぐらいにしようか。