セミフラット型歩道(その2)

 2日前にアップしたブログで取り上げたバス通りの工事は、その後よく考えてもやはりおかしい。当局に工事の趣旨を確認するのが、ブログ執筆者としての、また市民としての責務ではないかと考え、看板に出ていた世田谷区の工事担当課に、連休明けに電話した(電話番号も看板に出ている)。もう1つ気になったのは、昨日たまたま散歩していて見つけた、当初の場所とは別の場所に出ていた新たな看板だ。工事の始まる時に出ていた看板では、工事期間がこの2月末までとなっていた。新たな看板は、当初の看板をそのまま使用し、工事期間のかつての「2月末」の所が「5月末」と修正されている。ほぼ終りと思っていたのに、これから何をするのかが気になる。
 世田谷区に電話すると、直ぐ担当者に替った。私の質問は、前回ブログに書いたように、車線幅が狭くなって危険だ、雨水枡が車道の高い所に設置されているので大雨の時など道路が水浸しになる、の2点だ。
 担当者は率直で、工事の目的は、歩道をマウントアップからセミフラットに改良することであると先ず説明し*1、次いで、これから歩道のレベルに合せての車道の全面的かさ上げ工事を行う予定であると言った。
 私はびっくりして、元々の工事予定は2月末までだったし、車道のかさ上げを車道の全面で行うと、半分毎ないし全面の通行止めをしなければならず大変ではないかと聞いた。担当者は、埋設管に問題があって補修工事をしたりして工事期間が延びた、何れにしろ、今のままの状態では道路としてあり得ないと苦笑しながら言うので、安心した。私の指摘はもっともで、ご心配をかけましたと低姿勢だった。
 前回ブログは読者を驚かせたかも知れないので、私の早とちりをお詫びしつつ、道路当局は、一応真面目に仕事をしているということを報告する。
(余談、線画ツール)
 前回ブログの脚注で、フリーの線画ツール「HamsDraw」を使った旨を書いた。習得に結構苦労したので、昨日たまたま会った縁者に、この線画ツールの話をした。彼はブログの図をスマホで見て、この程度の図なら、パワーポイントやエクセルで描いている人が多い、わざわざリスクのあるフリーソフトを使うことはない、とバカにする。私は、一応、Vector内で評価が最高位だった、パワーポイントは高価なので家のパソコンには入れていないと弁解したが、エクセルで図を描くという発想は正直無かった。
 HamasDrawは無料のため、機能に若干不備がある。例えば、閉領域の図形を塗りつぶす時に、メニューには、塗りつぶし、グラデーション(段階的に色の濃淡をつける)、模様(パターン)の3つがあるが、ヘルプを見ると「模様」については未作成とある。これに比し、エクセルの塗りつぶしパターンは多様だ。
 せっかく名前まで出して紹介したソフトだが、有償のエクセルには敵わない。読者におかれては、忘れて頂きたい。

*1:セミフラット」等の言葉は、看板には全く触れられていなかったことだ。前回ブログで述べた私の推測は正しかった。