コカコーラ社の自販機

 2010年3月のEdyキャンペーンは、コカコーラ社の自販機でEdyを使うことに対するものである。3月中の利用に対し、楽天ポイント100万ポイント(100万円)を山分けするとのこと。推測するに、例えば合計1万人・缶が利用されれば、1缶当り100ポイントが貰え、10万人・缶であれば、10ポイントであろうか。ただし、1人当たり200ポイントという上限がある。
 3月中旬にこのキャンペーンを知り、それ以来、今、3月末までの間で懸命に使っている。以下、2つの問題を説明する。

 最初の問題は、Edy電子マネーが使えるコカコーラ社の自販機がなかなか無いことであった。この過程でメーカーと缶コーヒーのブランドの種類が判ったが、その解説は別途。ちなみにコカコーラの缶コーヒーはジョージアである。電子マネーが使える自販機は少ない上に、JRや小田急の駅構内にある電子マネー可能な自販機は、Suika(Pasmoを含む)専用である。余談だが、これは不当な取引制限でないかと思う。
 最寄り駅からオフィスまでの間に、使える自販機は1台しかないようであった。

 2番目の問題は、複数の電子マネーが使える自販機の利用方法が難しいことだった。オフィスの近くにある自販機で4日間毎日試みて、5日目でやっと理解した。マンマシンインターフェイスが実にまずい。特に私のような携帯に複数の電子マネーを設定している人にとっては極度に判りにくい。



 中段にディスプレー画面、下段に操作するボタンや電子マネーを読み取るパネルが配置されている。 1枚目の写真は、自販機の全体写真、2枚目は、中段のディスプレー画面(うさぎマークを押して電子マネーの種類を示しているところ)、3枚目は、下段の操作パネルと読み取り器。

 以下、操作法の習得の苦労を説明する。

最初の2日間は、下段の操作パネルだけを見ていて、中段の説明が出てくるディスプレー画面があることに気付かなかった。電子マネー(が入っている携帯)をあちこちかざしたり、ボタンをあちこち押さえて、つまり下段の操作パネルだけをいじっていて、偶然ながらEdyで買えた。
 3日目に、中段のディスプレー画面に気付き、納得して購入手続にかかった。下段の操作パネル上の説明パネルでは、1)上段、中段の缶コーヒー等のうちからほしいもののボタンを押す、次いで、2)下段の操作パネルの読み取り器に電子マネーないし携帯をかざすとある。ところがなかなかうまく行かない。最初の2日間と同様あちこちいじっているうちに、偶然ながらEdyで買えた。
 4日目も同じようにしているうちに、説明パネルの隅に小さく、「複数の電子マネーが設定されている携帯の場合は、2)の手順の替りに、うさぎマークのボタンを押して電子マネーの種類を選び、それから読み取り器に携帯をかざす」とあるのに気付いた。電子マネーの種類としては、EdySuica、iD、Cmode(これは知らなかった)の4種がある。私の携帯には、この中では、EdySuicaが入っているので、最初の3日間はスムーズに行かなかった訳だ。
 5日目は、従って自信を持って望んだが、ぶきっちょなせいか、スムーズには行かず、やり直しをした。今日6日目も何故かスムーズには行かなかったが、ポイントは判ったので、当惑はしていない。そのうち、スムーズにできるようになると期待している。

 ちなみに、このマルチマネー(名前は違うかも知れない?)式自販機は、コカコーラだけのもののようで、通勤路などでよく探すと、他の方式もあり、そちらの方が、最初から4種のマネーを示すボタンがあり、わかりやすそうだ。私が何日間も挑戦しているものは、4種のマネーの名前がうさぎマークのボタンを押してから初めて出てきて、かつその選択を矢印ボタンを使ってしなければならないというもので、やはり、よいインターフェースとは言えないと思う。

以上