青春18きっぷ2016夏

 青春18きっぷについては、本年4月の弊ブログ(id:oginos:20160410)で、初めて利用した旨を紹介した。青春18きっぷのシーズンは、1年3回あり、今夏は7/20から9/20までだ。夏で熱中症の心配もあり迷っていたが、下記のa)の理由もあり、結局買うこととした。この期間中、11,850円で、JRの各駅停車を5回(5日との意味)利用できる。
 まだ使い始めていないが、今回のトピックを2点。
a) ご当地ポケモンのゲット
 7月22日(金)に日本でも、ポケモンGOのサービスが開始された。私もスマホにインストールしたが、なかなかポケモンをゲットできない。かねて不器用(特にPS、スマホ等のゲームは絶望的に苦手)は自覚しているので焦ってはいない。昨31日にやっとレベル4に達した。ある説明ページを見ると、レベルは少なくとも80まではあるようだ。先は長い。遊び方が難しく思えるので、本屋に行って攻略本があるかと聞いたら、今は無いし、予定も聞いてないということだった。
 このゲームはあちこち歩き回らなければいけないので、健康にはいいかと思う。報道で読むと、各地方で独自のポケモンがあるという。それを探してゲットするのも面白いと思った。
b) 青春18きっぷ用乗換検索アプリの活用
 青春18きっぷは、JRの各駅停車(正確には、快速なども含んで相当複雑)しか利用できない。通常の乗換検索アプリ(私のは「ナビウォーク」 *1 の有料版)ではなかなかこれが厄介だ。ところが、「ジョルダン」では、「青春18きっぷ検索」というオプション設定があるという。早速無料版をインストールした。これが便利だ。
 「ナビウォーク」では、設定で、飛行機、新幹線、有料列車等を外す設定をすれば、一応可能のようである。例えば、新宿−富山間で検索する。高崎線上越線で六日町に行き、ほくほく線日本海ひすいラインあいの風とやま鉄道線*2経由で富山へという普通の経路が出てくる。詳細は略するが、乗換5回、所要時間8時間余り。ところが、第3セクターの路線は、JRの青春18切符では、若干の例外を除き原則利用できないから、この経路は駄目だ。
 「ジョルダン」の「青春18きっぷオプション」で新宿−富山間を検索すると、東海道本線で岐阜に行き、高山本線で富山へということで、詳細は略するが、乗換8回、所要時間25時間半(途中、岐阜で1泊)という経路が出てくる。ミソの第1は、ナビウォークでは外すことが困難な第3セクター線を避けられることだ。それから、ナビウォークでは、一般の私鉄を外してJRだけにする設定ができない*3。ミソの第2は、ナビウォークでは、全体の設定を1つ1つ変えなければいけず、元の検索方法に戻すには、全体の設定に戻り、1つ1つ外さなければいけないが、ジョルダンでは一発で可能なことも至極便利だ。
 ということで、熱中症と歩きスマホの危険に注意しつつの青春18きっぷが、8月と9月上旬の課題だ。

*1:ナビウォークは、電車の中などでよく広告を見かけるNavitimeau

*2:日本海ひすいライン(えちごトキめき鉄道)、あいの風とやま鉄道線(社名は同じ)は、何れも旧北陸本線北陸新幹線の開通により、並行在来線ということでバラバラに(県別に)第3セクター化された。

*3:細かいが、ナビウォークの設定条件の「有料列車」について、かっこ書きで特急・ライナー・寝台列車などと説明されている。しかし、「ライナー」については青春18きっぷは利用できる。